読了

たまには本の感想とかも書いてみたりして。

リリアとトレイズ〈4〉イクストーヴァの一番長い日〈下〉 (電撃文庫)

いや、だいぶ前に読み終わってはいたんですけどね。
つーことで、あらすじは省略しますが前作の続き。
あらかたの事件をトラヴァス少佐が解決してくれるのは、まあ予想通りだけど、最終的に手を下したのはトレイズ君。前作『アリソン』では、ヴィル君とかが人を殺す時なんかには結構心理的葛藤とかが見て取れたんだけど、今回のトレイズはなんか慣れてる感じがするな。さも当然の如く殺っちゃってるみたいで、ちょっと残酷かもな。とても軍人ではない一般人には見えない(まあ確かに一般人ではないですがｗ)。まあ、立場から来る責任感なのかもしれないな。そのくせ、今回もリリアに自分の正体を明かせない、ヘタレトレイズ君なのでしたｗｗ
ヒロインのリリアについては、今まで以上にトレイズに興味があるのかないのかサッパリな感じで。ただ、人質にされた時の様子とかは、やっぱりアリソンの子供なんだな、とｗ まあ、今回はそこまで活躍してないです。
その他については、アリソンの出番がほとんど無かったのがちょっぴり残念。まあ、今回は絡めないのは無理もないかー。
オチはなかなかよかった。まあ、現金な宝でないことはわかってましたが、『アリソン』１巻のようにスケールの大きい方向に持っていきましたね。
まあ、いろいろ言ってますが、まあよーするに「面白かった」ですよ。まだ続く様ですしね。リリアの恋敵も出来たみたいですしｗｗ 『アリソン』が３部作だったから、『リリトレ』も３部作になるのかな？？